メタルセラミッククラウン(メタルボンド)

メタルセラミック

メタルセラミッククラウン(メタルボンドクラウン)とは?

メタルセラミッククラウン(メタルボンド)とは、歯の内側に「金属」を使った、強度(耐久性)を重視したセラミックです。

通常セラミックの歯といえば、メタルセラミッククラウンのことをいいます。別名メタルボンドともいいます。

セラミックの歯の第一選択として、多くの患者さんが最もよく選択される治療法です。 とても白くて美しく自然で、変色もなく、また金属部分がほとんど見えないため、周りの人に気づかれることはありません。

ただ、内側に金属を使用しているため色調や透明感は、オールセラミックに比べて、ほんの少しですが劣ります。

しかし非常に丈夫で長持ちし、奥歯やブリッジなどの強度や耐久性が求められる部分に、用いられます。 また、セラミックは汚れや細菌が付着しにくいので、虫歯や歯周病の再発リスクが少ないという特徴があります。

このような方におススメです!

メタルセラミックの素材の特徴

長所

  1. 内側に「金属」を使っているので、強い力がかかる奥歯やブリッジでも使える。
  2. 天然歯の色合いにとても近く美しい。
  3. 表面硬度が高いため、摩耗しにくい。
  4. 色素が付着しにくいので、時間が経過しても変色しない。
  5. 細菌が付着しにくいので、虫歯や歯周病になりにくい。
  6. 金属アレルギーが少ない。
16.メタルセラミック

短所

  1. 歯と歯茎の境目が黒ずむことがある。
  2. 歯の美しさは、ジルコニアセラミックやオールセラミックにやや劣る。
  3. ほとんど見えないところであるが、裏側(舌側)に金属がある。
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