歯並び・歯の形が気になる

歯並び・歯の形が気になる

治療の特徴

実は、審美歯科でも歯並び・歯の形態を直すことができます。
「歯並び」に関しては、歯の大きな移動をさせる(矯正歯科治療で行うこと)はできませんが、歯の傾きを変えるといった「プチ矯正」と呼ばれる程度のものならば、矯正歯科治療と比較しても、低コスト・短期間で可能となります。
また、「歯の形態」も自在に形作ることができます。

どんな歯が対象ですか?

歯並びが気になる

・歯と歯が重なり合っている

・前歯がずれている

・1本だけ引っ込んでいる

・並びが平行でない

このような歯は歯をぐるっと一周削り、歯の軸を揃えて被せ物をすることで歯並びを綺麗にみせることができます。

 

歯の形が気になる

・欠ける、かみ合わせにより変形した歯

・詰め物の処置にて形が変わった歯

・異常歯による歯の変形

このような歯も隣の歯と形や色を合わせて綺麗に整えることができます。

治療方法

セラミッククラウン

歯に土台を立てるか、歯自体を土台にして白いかぶせ物を接着剤で付ける治療法です。

 

被せ物の種類も幅広く取り揃えており、一人一人に合った治療法をご提案できます。

 

歯の向きを修正したい、歯並びをしっかり改善したい方はこちらの治療が対象となることが多いです。

 

セラミッククラウンはこんな方にオススメです!

・どの角度から見ても自然な白さの綺麗な歯にしたい方

・歯ぎしりをする方やスポーツなどをされる方

・コーヒーなどの色の濃い食べ物や飲み物がお好きな方

・歯周病や虫歯が心配な方

・金属アレルギーが心配な方

・いい材質を利用した治療を受けたい方

ラミネートベニア

歯の表面のみ薄く削り、白いセラミックを表面にのみ張り付ける治療法です。

 

歯を削る量が少なく、白く綺麗な前歯にすることができます。

 

治療部分が少ない歯や小さい隙間を埋めたい方はこちらの処置も適応です。

 

ラミネートベニアはこんな方にオススメです!

・あまり歯を削りたくない方

・ホワイトニングでの効果が得にくい方

・歯のすき間や形、歯並びも気になる方

・歯の白斑(白いシミ)が気になる方

・前に虫歯の治療でつめたプラスチックの変色が気になる方

・いい材質を利用した治療を受けたい方

ラミネートベニア

その他

他にもお口の状況や患者様のご希望に合わせて治療法をご提案させていただきます。

詳しくは<こちら>をご覧ください。

症例写真

症例1

上前歯2本が前方へ傾斜したうえ(上前歯の出っ歯)、正中が少しですが空隙もあり、きれいにしてほしいとのことで当院へ来院されました。

前歯2本をセラミッククラウンにて、その隣の歯(側切歯)をラミネートベニアにて、治療しました。治療期間はおよそ3週間でした。

短期間で歯並びも歯の形も同時にとてもきれいになったと喜んでいただけました。

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術前写真

術前写真

術後写真

術後写真

症例2

上前歯の側切歯(真ん中から2番目の前歯)の2本が内側に大きく傾斜しており、歯並びが悪いので、短期間で直してほしいと、当院へ来院されました。また前歯2本の変色も気になっているとのことでした。

前歯4本をセラミッククラウンにて治療しました。治療期間はおよそ4週間でした。

歯並びと前歯の変色と歯の形態が同時に改善し、喜んでいただけました。

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術前写真

術前写真

術後写真

術後写真

症例3

上前歯の側切歯(真ん中から2番目の前歯)が小さく、その上歯の形態も悪いので、直してほしいと、当院へ来院されました。

上前歯の側切歯のみをラミネートベニアにて治療しました。治療期間はおよそ2週間でした。

短期間で歯の形態と歯並びが改善し、満足していただけました。

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術前写真

術前写真

術後写真

術後写真

気になる歯並び歯の変形をそのままにしておくとどうなりますか?

歯並びや歯の形が悪い状態でも、特に虫歯や歯周病になっていなければ大きなトラブルにはつながらないかと思います。

 

ただ今後長い目でご自身の歯と向き合うにあたり注意が必要な点があります。

 

清掃不良になりやすい

歯が重なっている部分が多いとどうしても歯ブラシが当たりづらいので磨き残しが出てくる部分が出てきてしまいます。

 

普段の歯磨きも時間もかかり、使用する道具も増えてしまいます。

 

歯並びを改善することで歯ブラシを当たりやすくでき、衛生的に保つことができます。

 

むし歯、歯周病のリスクが高まる

歯ブラシが当たり切らないと細菌が落ち切らないため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

 

特に歯が重なり合っている歯肉は腫れやすく、出血を伴います。

 

こまめな健診を受け、虫歯や歯周病を進行させないようにメンテナンスを受けるようにしましょう。

 

噛み合わせのずれによる身体への負担

噛み合わせがずれていると、左右の力のバランスが崩れて顎に負担がかかる場合があります。

 

起こりえる症状としては顎関節症や肩こり、悪化すると片頭痛や顔のゆがみ・全身の体幹のバランスが崩れる恐れがあります。

 

あまりにも大きく噛み合わせがずれている場合は積極的な治療をお勧めします。

 

見た目に影響が出る

歯並びや歯の形を気にして口元を隠してお話される方もいらっしゃいます。

 

人からの印象を左右する歯は前から数えて4番目までの歯と言われています。(スマイルライン)

 

全部の歯を直さなくても、印象に影響が出る歯のみ治療で綺麗に直し明るい口元を作ることも可能です。

 

直した歯が再度ずれてくることはありますか?

 

歯は毎日少しずつ移動しています。

 

噛み合わせや口の筋力・舌の筋力のおかげで短期的にみると大きなズレは起こりにくいです。

 

しかし加齢や虫歯・歯周病などで歯が抜けてしまった時は大きくずれてくる可能性はございます。

 

ただそれは長期的に見たときのお話なので、治療をしたあとすぐに後戻りすることはありません。

 

治療を終えても継続して定期健診にかかり綺麗になった歯のメンテナンスも受けましょう。

 

歯を削らずに治す方法はありますか?

歯並びを気にされているのであれば歯列矯正をする方法もございます。

 

歯を削らずにゆっくり歯の位置を移動させて整った歯並びにしていきます。

 

時間をかけて移動するので完成までに数年はかかりますが、歯を削らないので歯列矯正が終わったあとにホワイトニングをすることも可能です。

 

審美歯科と矯正歯科どちらがいいですか?

 

審美歯科は短期で改善する方法で患者様の希望の形に改善することを目標とします。

 

矯正歯科は歯並びが悪くなってしまった原因を究明し改善することが目標で、正しい噛み合わせや歯並びに整えることが目標です。

 

人から見られたときに恥ずかしくないように、見た目の美しさをなるべく早く求める方は審美歯科を選ばれるとよいでしょう。

 

噛み合わせや口の動きなど本来のお口の機能改善したいのであれば、矯正歯科がよいでしょう。

 

ただ矯正歯科は長期的に矯正装置をお口にセットするので、生活にも支障が出やすいです。

 

どちらもメリットとデメリットがあり、料金の違いもございますのでご自身にあった治療法を見つけましょう。

 

歯の変形はどのようなものがありますか?

・歯ぎしりによる変形

・治療による変形

・酸蝕症(さんしょくしょう)による変形

・切縁結節(マメロン)

・中心結節・切歯結節

・異常歯:癒合歯(ゆごうし)癒着歯(ゆちゃくし)双生歯(そうせいし)巨大歯(きょだいし)矮小歯(わいしょうし)など

 

そのままにしておいても問題ないものから、治療が必要な物まであります。

 

被せ物が必要なのか、そこまでの治療は必要ないのかは実際に診察してみないと判断がつきません。

 

歯の形が気になる時には歯科医師に一度相談してくださいね。

 

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