セラミックの歯はしみますか?痛みはありますか?
歯が欠けてしまった時や、虫歯の影響で被せ物の治療が必要な時にセラミックも候補にあがってきます。
セラミックは人気のある被せ物で、選ばれることの多いかぶせ物です。
だたセラミックを被せた時にしみるのか、痛みが出やすいのか疑問に思う所ですよね。
今回はそんなセラミック治療の痛みについてお話していきます。
セラミックの歯はしみますか?痛みはありますか?
結論から先に伝えるとセラミックの歯を入れたから「しみる」「痛む」ということはありません。
ただセラミックの歯を入れるときにどのような治療をしたのか、元々どんな歯の状態だったのか、さらに普段の歯磨きはどれくらいできているのかなどにより症状が出てきます。
では詳しく見ていきましょう。
セラミック治療のしみる原因とはなんですか?
歯がしみる原因
まず歯がしみる原因を考えていきましょう。
ますまったく治療をしていない天然の歯はエナメル質という硬い壁に覆われています。
エナメル質の下に象牙質という組織があり、歯の神経に食べ物や飲み物の温度を伝える象牙細管という細かいトンネルが通っています。
歯や歯肉で守られていた象牙質が虫歯や歯周病などにより表に出てしまう事で、しみる症状が出やすくなります。
セラミック治療でしみる歯、しみない歯とは?
セラミック治療の後にしみるかしみないかを決定づけるのは、歯の神経が生きている歯なのか、死んでしまい神経を取った歯なのかです。
歯の神経が残したままセラミックの被せ物を付けた場合は、歯の根元の象牙質が見えるとしみる症状が出てきます。
神経を取った歯であれば温度を感じる神経はもうないので、しみる症状も出ません。
治療直後にしみる場合
大きな虫歯の場合、神経を除去して歯の根の治療を行うことがあります。
その際どうしても枝分かれした細かな神経が残ってしまう場合があります。
特に治療直後はこれらの神経が強く反応し、しみる・痛みを感じるといったことが起こりやすくなります。
通常、次第に治まっていくものですのでご安心くださいね。
セラミックでしみないようにするためには?
神経が生きた歯でセラミック治療をした時に、なるべくしみないように対策することができます。
歯周病による歯肉退縮を起こさないようにしっかり歯ブラシにてケアをすると、セラミックの歯も長持ち致します。
逆に頑張って磨きすぎてしまい、歯肉まで一緒に削ってしまうと同じように歯肉退縮に繋がってしまうのでしみる症状が出やすくなります。
正しい歯ブラシで正しい歯磨きをすることでセラミックも歯周病からも歯を守ることができます。
しみないための歯磨き方法とは?
歯や歯肉、セラミックを守るための歯磨き方法をご紹介します。
・歯ブラシは普通~柔らかめの物を選択
・ペンを持つように歯ブラシを握る
・歯と歯肉の境目にブラシを当てる
・力を入れずに横に細かく動かす
・1本の歯に対して10回程度動かして磨く
・1本ずつ丁寧に磨く
・鏡を見て毛先の当たりを確認しながら磨く
上記の事に意識して磨いてみてくださいね!
セラミックの歯が痛む原因はなんですか?
セラミック治療をした歯が痛む原因は下記の可能性があります。
2次虫歯
治療してセラミックを入れた歯が再度虫歯になってしまう事を言います。
神経が残っているときは2次虫歯になった場合も痛みを感じることが多いです。
もし2次虫歯になった場合は再度治療が必要になります。
被せ物を外すか、外さずに治療ができるのかは歯科医師の詳しい診断が必要になります。
噛み合わせの不適
特に多いのは入れたばかりのセラミックの噛み合わせが高く、歯の根に負担がかかってしまっている場合です。
このような時は噛み合わせの再調整をしたら症状が落ち着いてくることがほとんどです。
入れたばかりの被せ物や詰め物の高さが気になるのはよくあることなので、気になったら入れた歯科医院で相談してみてくださいね。
歯周病による歯肉の痛み
歯周病は歯の痛みではなく、歯を支えている歯肉からの痛みです。
セラミックを入れたときだけでなく、全ての歯が歯周病になる可能性があります。
歯の痛みか歯周病の痛みなのかの判別が難しいので、痛みが出た場合は歯科医院にてご相談ください。
もし少しでも気になるなら歯科医院に相談を!
セラミックは自費診療の治療なので、予後の確認などもしっかり行います。
もし少しでも気になることがありましたら、遠慮なく歯科医師にご相談ください。
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