審美歯科のラミネートベニアとは何ですか?特徴やメリットデメリットについてご説明します

審美歯科の診療項目の中でよく見かける「ラミネートベニア」という治療法はご存じでしょうか?
とてもメリットの多い治療法ですが、実際どんな治療法なのか詳しく知らない方も多いかと思います。
今回はラミネートベニア治療とセラミック治療との違いや、特徴、どんな方にオススメなのかなど、ラミネートベニアについて詳しくご説明していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

審美歯科のラミネートベニア治療とは何ですか?

ラミネートベニアは、前歯の見た目を美しく整えるための審美歯科治療のひとつです。
歯の表面に薄いセラミックのシェル(つけ爪のようなもの)を貼り付けて、歯の色や形、すき間などを埋めることで、自然で美しい歯へと改善します。
削る量が少ないので、ご自身の歯質を残したい方にオススメな治療法です。
注意点もあるので、メリット・デメリットやラミネートベニア治療の特徴について理解した上で、治療をご検討しましょう。

ラミネートベニア治療の特徴とは?

ラミネートベニア治療とは、審美的に美しく見せたい歯の表面を0.3〜0.7mmほど薄く削り、その上に薄いセラミックのシェルを張り付ける自費診療で行う治療法です。

歯の色が気になる方や、歯と歯の隙間が広い方、歯の形を修正したい方などにオススメの治療法です。

主に前歯が治療対象歯となります。

歯の表面のみ薄く削るので、神経を残した状態で審美的に美しいお口元へ近づけることができます。

セラミックシェルは患者様のご希望の白さで作成することができますので、透き通る白い歯を手に入れることが出来ます。

 

 

 

 

 

 

ラミネートベニアの治療方法や通院回数はどれくらいですか?

以下、ラミネートベニアの治療方法と通院回数についてご説明します

治療方法について

①歯科医師とカウンセリングし、ラミネートベニアを行う歯を決める
②麻酔を行い、歯の表面を薄く削る
③型取りを行う
④出来上がった補綴物を接着する
⑤咬み合わせなど微調整を行う

※患者様の歯の状態によって治療内容が変更になる場合があります

通院回数について

ラミネートベニアの歯のみであれば、早ければ2回ほどの通院で完成します。
補綴物の仕上がりまでに1~2週間ほどお時間を頂いております。

審美歯科でのセラミック治療とラミネートベニア治療の違いとは?

ラミネートベニア治療で使用する補綴物もセラミックで作成するので、セラミック治療の一環です。
しかし、一般的にセラミック治療という言葉は歯を全周削り、被せるタイプ(クラウン)のセラミック治療を指すことが多いです。
虫歯の面積が大きい場合や、歯の神経を除去し土台形成までしている歯に対しては、被せるタイプのセラミッククラウン治療が適応になります。
ラミネートベニアは表面のみ薄く削るため、歯の切削量が多い場合は適応外です。

ラミネートベニア治療はどんな方にオススメ?

ラミネートベニア治療をオススメする歯の状態は以下の通りです。

歯の色が気になる(ホワイトニングでは改善が難しい場合)

ホワイトニングが適応でない歯や、ホワイトニングの白さよりも明るくしたい場合にラミネートベニア治療がオススメです。
ホワイトニングは歯を削らずに薬剤で漂白して白くできるのがメリットですが、元々の歯のお色が暗い場合や、ホワイトニングのみでは白さに限界がある場合はラミネートベニア治療もご検討下さい。

前歯の形や長さを整えたい

前歯の形を女性らしく丸くしたい、男性らしく四角くしたいなど、歯の形をラミネートベニアで変えることが出来ます。
さらに歯をもう少し長く見せたい、厚みを持たせたいなどもご対応できます。

すきっ歯を目立たなくしたい

元々歯と歯の間にすき間がある方は、ラミネートベニア治療ですき間を埋める治療を行うことができます。
歯と歯がぴったり隣り合うことで、子供らしいお口元から大人っぽい審美的なお口元へと近づけることができます。

歯の表面に欠けやひび割れがある

外傷や経年劣化などで歯の表面にヒビや欠けた部分がある方は、ラミネートベニアで表面を整えてあげることで審美的に回復させることができます。
欠けている面積が大きい場合は、ラミネートベニアではなく全体的に被せるタイプのセラミック治療が対象となりますので、歯科医師と相談しましょう。

矯正せずに見た目を整えたい

歯列矯正はお金も時間もかかってしまいますが、ラミネートベニアであれば数回で治療が終わります。
前歯のみの見た目を整えたい場合や、歯の並びが大きく重なっていない方はラミネートベニア治療の適応になる可能性があります。
患者様のお口の状態や、咬み合わせ、前歯だけでなく奥歯の状態なども加味して、歯科医師と一緒に治療方針を立てていきましょう。

 

 

 

 

 

 

ラミネートベニアのメリット・デメリットとは?

ラミネートベニアのメリットとは?

1. 自然で美しい仕上がり

セラミックは天然の歯に近い透明感と色合いがあり、隣合う歯と馴染む自然な見た目になります。

2. 変色しにくい

セラミックは着色に強く、コーヒー・紅茶・タバコなどによる黄ばみが起こりにくいのが特徴です。

3. 歯を大きく削らずに治療可能

ラメニートベニアは表面を薄く削るのみで済むので、歯への侵襲が少なく済みます。
ラミネートベニア治療の一番のメリットです。
セラミッククラウン(被せ物)は全周削る必要があるので、クラウン比べて削る量が少なく、歯への負担が少ない治療法です。

4. 形やすき間、軽度の歯並びの改善が可能

歯の形を整えたり、すき間を埋めたり、軽度の歯のねじれや傾きをラミネートベニアでカバーできます。
歯列は歯の状態によってはラミネートベニアの適応でない場合もございますので、歯科医師と相談の上行いましょう。

5. 短期間で治療が完了

通常2〜3回の通院で、ラミネートベニアの治療は完了します。

ラミネートベニアのデメリットとは?

1. 健康な歯を削る必要がある

見た目を整えるために、歯の表面を薄く削る処置が必要です。
一度削った歯は元に戻すことはできませんので、慎重に進める必要がございます。

2. 強い力に弱いことがある

硬いものをかじったり、歯ぎしり・食いしばりが強い場合、欠けたり剥がれたりすることがあります。

3. 保険適用外で費用がかかる

審美目的の治療のため、健康保険が使えず自費診療となります。

4. すべての症例に適しているわけではない

重度の虫歯や歯周病、歯並びなどの問題がある場合は、他の治療が必要になることもあります。

審美歯科をお考えの方はラミネートベニアもご検討下さい

ラミネートベニアは歯の表面にアプローチする審美歯科治療です。
セラミッククラウンよりも歯を残せる部分が多いので、ご自身の歯も大切にしたい方で審美歯科もご検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。

審美歯科診療をご検討されている方は、京都府京都市西京区「さかの歯科」にお気軽にご相談ください。

当院では様々な歯のトラブルのご相談・治療をお受けしています。

詳しい診療内容は「こちら」でもご確認いただけます。

WEB予約」は24時間受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

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ラミネートベニア治療とは?

 

医療法人さかの歯科
〒610-1146 京都府京都市西京区大原野西境谷町2−14-13
洛西ニュータウン 境谷センター商店街内

TEL:075-331-7070
URL: https://sakanoshika.com/
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さかの歯科審美歯科専門サイト: https://sakanoshika-shinbi.com/

 

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